慢性腰痛
60代女性
慢性腰痛が主訴です。
数年前にすべり症の診断も受け、足先のシビレ感や動作した時の腰痛と
付き合いながら過ごして参りました。
コロナ禍、親の介護と生活環境も変わり、身体全体の調子も悪く、と同時に
精神的にも疲れが出てきています
毎日が緊張の連続で、気が休まらないと・・・
すべり症は背骨の椎骨が前方にずれてしまう状態で、立ち上がりや歩行時に
痛みやシビレを引き起こす状態を指します。
まずは、腰椎だけでなく背骨全体を弛めるような治療、
そして自律神経をととのえるような治療を致しました。
現在2回の治療を終了していますが、大変良好で、治療継続中です。
家での体の動きが、軽くなっているということです。
先日、新聞におきまして、半面近くに渡り、大きな見出しの記事が載っていました。
「 慢性腰痛は安静より運動を 」
長期間の安静は筋肉の衰えや柔軟性の低下を招き、症状を悪化させる可能性があります。
痛みが強い場合は無理をせず安静にし、痛みが軽減したら徐々に運動を再開する。
運動は腰の筋肉を強化し、血行を促進して腰痛の改善に役立ちます。
その他、いろいろ・・・
新聞を切り抜いてあったので、患者さんにピッタリだと思い、思わずお渡しして
しまいましたが、読んで下さったそうです。
鍼灸のこと、運動のこと、睡眠のこと、食事のこと・・・
体調をととのえるために、自分でできることもたくさんあるあること、気づいて
下さいました。
そして気持ちも楽になったそうです。
気持ちが明るくなると、身体も同じようによくなってきます。
できることを少しづつ、進めてみて下さい。